beagleboard を触ろう - 開発環境のインストール [組み込みソフト]
既存のバイナリをロード・実行することはできたので、次は自分でブートローダーと Linux カーネルをビルドしてみましょう。
その前に、まずは開発環境をインストールします。
GNU のツールチェーンを入れましょう。
x86-PC 上で動作し、ARM コードを生成するクロス開発環境を入れる必要があります。
クロス環境をソースコードからビルドして構築する手もありますが、CodeSourcery という非常にありがたいバイナリパッケージがありますので、それを利用します。
google で codesourcery で検索すると、CodeSourcery の ARM 用ページ
http://www.codesourcery.com/sgpp/lite/arm
が引っ掛かります。
ここから上の方にある DOWNLOADS をクリックして
http://www.codesourcery.com/sgpp/lite/arm/portal/subscription?@template=lite
に行き、Target OS が GNU/Linux の Sourcery G++ Lite をクリックすると、
http://www.codesourcery.com/sgpp/lite/arm/portal/release1803
に行きます。
ここに Linux 用と Windows 用のバイナリが、それぞれインストーラ版と tar-ball 版とであります。
ソースコードの tar-ball もありますね。
私は Linux のインストーラ版をダウンロードしました。
それではこれを使ってインストールしましょう。
root 権限でインストールしなくても大丈夫です。
インストーラを実行するといろいろ聞かれますが、私は基本的にデフォルトでやりました。即ち、ひたすら Enter とか Y とかです。
インストールディレクトリだけ、デフォルトの CodeSourcery/Sourcery_G++_Lite から CodeSourcery/Sourcery_G++_Lite_GNU へと変えました。
そうすると、自分のホームディレクトリに
CodeSourcery/Sourcery_G++_Lite_GNU
というディレクトリが作られ、そこにインストールされます。
必要なディスク容量は、364,719,214 bytes でした。
インストールした後、パスを通す作業は自分でやる必要があります。(確か)
~/.bashrc などに記述してパスを通しましょう。
PATH=$PATH:~/CodeSourcery/Sourcery_G++_Lite_GNU/bin
これで ARM 用のクロスビルドツールチェーン arm-none-linux-gnueabi-xxx が使えるようになります。
これにより、ブートローダー、Linux のビルドが可能です。
ついでに、Linux 上で動作する実行形式ファイルのビルドもできます。
一応確認しておきましょう。
test.c
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("hello, world\n");
}
$ arm-none-linux-gnueabi-gcc test.c↓
で a.out が出来上がります。
OK ですね。
その前に、まずは開発環境をインストールします。
GNU のツールチェーンを入れましょう。
x86-PC 上で動作し、ARM コードを生成するクロス開発環境を入れる必要があります。
クロス環境をソースコードからビルドして構築する手もありますが、CodeSourcery という非常にありがたいバイナリパッケージがありますので、それを利用します。
google で codesourcery で検索すると、CodeSourcery の ARM 用ページ
http://www.codesourcery.com/sgpp/lite/arm
が引っ掛かります。
ここから上の方にある DOWNLOADS をクリックして
http://www.codesourcery.com/sgpp/lite/arm/portal/subscription?@template=lite
に行き、Target OS が GNU/Linux の Sourcery G++ Lite をクリックすると、
http://www.codesourcery.com/sgpp/lite/arm/portal/release1803
に行きます。
ここに Linux 用と Windows 用のバイナリが、それぞれインストーラ版と tar-ball 版とであります。
ソースコードの tar-ball もありますね。
私は Linux のインストーラ版をダウンロードしました。
それではこれを使ってインストールしましょう。
root 権限でインストールしなくても大丈夫です。
インストーラを実行するといろいろ聞かれますが、私は基本的にデフォルトでやりました。即ち、ひたすら Enter とか Y とかです。
インストールディレクトリだけ、デフォルトの CodeSourcery/Sourcery_G++_Lite から CodeSourcery/Sourcery_G++_Lite_GNU へと変えました。
そうすると、自分のホームディレクトリに
CodeSourcery/Sourcery_G++_Lite_GNU
というディレクトリが作られ、そこにインストールされます。
必要なディスク容量は、364,719,214 bytes でした。
インストールした後、パスを通す作業は自分でやる必要があります。(確か)
~/.bashrc などに記述してパスを通しましょう。
PATH=$PATH:~/CodeSourcery/Sourcery_G++_Lite_GNU/bin
これで ARM 用のクロスビルドツールチェーン arm-none-linux-gnueabi-xxx が使えるようになります。
これにより、ブートローダー、Linux のビルドが可能です。
ついでに、Linux 上で動作する実行形式ファイルのビルドもできます。
一応確認しておきましょう。
test.c
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("hello, world\n");
}
$ arm-none-linux-gnueabi-gcc test.c↓
で a.out が出来上がります。
OK ですね。
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